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「乙女なでしこ恋手帖 弐」/深山くのえ
●公家華族・東明子爵の娘でありながら、平民の家で育てられた東明千鶴。
千鶴はその家族の愛情に包まれて暮らしていたが16歳になった時、突然、東明家の主・成親に呼び戻される。理由は、東明家の借金の形に、金貸し業を営む大津寄家の長男・要に身売り同然に嫁に出される為だったのだ。
千鶴は、父の命令で平民育ちであることを書くし、生粋の華族である妹のフリをして嫁ぐことに…。
結局、要に全てがばれてしまう。

いつしか惹かれあう千鶴と要。二人の恋が、ドラマチックに描かれる第二巻。

⇒父親に表紙を見られダメージを受けた小説(笑)
一巻発売前から決まっていた、DVD付きの第二巻…ということに、戸惑っていたのは作者さんも一緒だったようで。なんと、一巻の本文を一行も書かない時点で制作に入ったとのことで。
少女小説界初という話ですが、人気作家さんも大変ですね…。

DVDは藤間さんの絵とは結構雰囲気が違ってました…。
が、思ったよりも長く作っていて、びっくりした…!10分ありました。小説のおまけにしては、お得感あふれてる感じではありました。
千鶴が地図を探しに入った屋敷で、要に会うところで、物語は終了です。二人が会話しているシーンはありませんでした。

さて。本編ですが。一巻は甘さがほとんどなく、主人公にかわいそうな出来事が次々重なり…最後に光明の光が見えてきたかな…ってところで終わったのですが。
今回は、女性に慣れないなりに、頑張って千鶴を甘やかしてあげようという要の様子が伝わってきて、読んでいてほっとしました。
今回は、前回で一人勝手に誤解して株をさげた旦那の名誉挽回の巻。
「要頑張る」の巻でした、うん。
二人がじわじわと距離を縮めていくのは良かったんですが、本当に意味で夫婦になるのは、まだ先の展開でもよかった…かなあ…。
今回のヒロインの相手役は、歴代の深山さんキャラと違い、甘い言葉を全然言えないタイプのようです。
…キャラ設定的に仕方ないとはいえ、次巻ではもっともっと、柔らかい雰囲気で千鶴と接するシーンが増えるとよいなあ…。

ところで、「舞姫恋風伝」が、このシリーズと同じ、FCサイズになって、来月発売だそうですが、そんなに古い作品でもないのに、サイズを変えて再度発売するのはなぜなのだろう…?
確かに、このシリーズが、深山さんの話の中で一番好きですが、うーん…??

「レディ・マリアーヌの秘密」/宇津田晴
●憧れの騎士の傍にいるために、剣術を学び凛々しく成長したマリアーヌ。けれど、彼が好きになったのは、はかなく可憐な乙女で!?痛い失恋を機に、件を捨て、可愛い乙女になることを決意!
華やかな王宮で意気揚々と乙女生活をスタートさせたマリアーヌだったが、昔を知る騎士やお目付け役の存在で前途は多難!?
更に、男前な性格が災いし、女生徒の噂が絶えない第二王子から下僕認定されて!?
ドキドキの乙女生活の行方は!?

⇒2巻だけ読んで、1巻読んでなかったんで、順番逆ですが、買って読んでみました。
この方の書くお話や雰囲気は割とツボにはまることが多いので、今回のルルル文庫の全員応募は、この方の直筆サインを頼んでみた。…楽しみです♪
2巻でちょっと気になっていた、「月の欠片」の件と、「ディアボリ教」の暗躍。
1巻読んで初めてわかりましたが、ガッツリ伏線張られてるのに、2巻でサラッと流してる…!(笑)
うーん、シリーズとして続ける予定があったのに、作家さんの気がかわって、2巻完結に軌道修正した…という感じでしょうか。
キャラクターはみんな魅力的&個性的なので、何だか勿体ない。
そこはきちんと纏められるまで、話を続けて欲しかったかも…。
基本的に、きちんと話がまとまるまでシリーズを続けてくれる作家さんなので、何で「そう」持っていたのか、不思議に思ってしまいました。

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