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「月と夜の物語 魔神の王と祝福の乙女」/小椋春歌
●「あなた、私のこと好きでしょう?」――この優男(ひと)、危険度120%!
魔術師の少女ライラは、魔神の入ったランプを手にした瞬間から運命が激変!
ランプを探しに来た砂漠の国の王子とその従者ザインから、鬼神に攫われた姫を救う旅に一緒に来てほしいと頼まれる。
 未熟な術しか使えないライラは当然断るも、「あなたの代わりが見つかればすぐ交代しますから」と丁寧にお願いされ、旅に出るが……。優しげな従者と道中やたら密着度高し(!?)恋と冒険のアラビアン!


「月と夜の物語 流浪の双児と炎の魔術師」/小椋春歌
●「ここまで煽っといて違う!? どういうことだ!?」――
まさかの寸止め120%!! 恋と冒険のアラビアン!
教主の娘を救い出し、仲間と魔神の城に住むことになった魔術師のライラ。
 一方で、紳士的だけどちょっぴり強引な剣士ザインの求婚には答えが出せずにいた。
そんなライラの元に、姉の行方を捜してほしいと少年が城にやってくる。
ザインには城から出ないよう言わていたけれど、
 少年の必死な様子に魔術で外に出た……
ところ、奴隷商人に捕まって競売にかけられ――!?
アラビアンラブ第二章!


「月と夜の物語3 恋を失くした男と愛を誓った娘」/小椋春歌

●自らの天命を受け入れたライラは、魔術師の修行に励む日々。ザインとの仲も一進一退のままだ。そんな折、彼の祖国エルサムの帝王重篤の報が届く。ザインは元王子のシャールカーンを連れ戻すための罠だと言うも、ライラは彼らの抱える問題の為にも行くべきだと決意。ところがその国で、ライラはザインのものすごい噂を聞いてしまい……!? こんな男(ひと)でも愛せますか? アラビアンラブ終章!

⇒「恋する王子と〜」のシリーズの作者さんの新シリーズ。
ずばり作者さん買い。
そんなに長く続くことを想定しなかったようなつくりで、1巻で既に荒削りながら物語が完結するような表現をとっています。
しかし1巻だけでは、ヒロインとヒーローの心理描写が不十分。恋愛未満な感じで、曲者なヒーローの性格もなんとなくみえないまま終わり。
2巻で、ようやくヒーロー…ザインに「ヒロインにメロメロだけど振り回され過ぎて何だかダメダメになっているヒーロー」というキャラ立ちが確定。
ヒロインであるライラも、1巻ではさほど個性を感じなかったのですが、「聖母のような優しさをもつヒロイン」という特徴がつきました。(ほぼサブキャラ(マルジャーナ)の説明的なセリフで補完しているような…?)
…しかし、単なる「お人よし純粋少女」からのえらい昇格したなーと、1巻からの表現に違和感を感じたことは否めない…。
3巻では、ようやく恋愛が発展して、更に情けなさが増し増しになったヒーローとの掛け合いが楽しみ…!…というところまできて、完結。
おおお、3巻、せっかくの天才的な魔術師の才能を持ってるヒロイン設定が全然(ほんのちょぴっとはあったけど…)生かされてませんでしたよ!?
ようやく面白くなってきたところで完結なんで、何だか勿体ない印象を覚えた作品でした。
しかし、ザインが敬語キャラで、しかも「ヒロインに嫌われてると思うと心理的ダメージで吐血寸前になる」とか、何だかこの作家さんの前シリーズのヒーローであるアレクとよく似ているなあ…という感が。
でも、ザインの方がこと女性遍歴に関しては、最低すぎて、いっそすがすがしかったです(笑)
アレクは超!!!モニカ一筋でしたからね(笑)
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